kikkiiのブログ

ひきこもり

力への意志

 最近、総合格闘技(MMA)をよく見る。MMAは他の格闘技より自由が多い。打撃、投げ、関節技、絞め技など基本的にはなんでもあり。金的、目潰し、頭突きなどは禁止されているが、禁止されていないことはしていい。「ネガティブリストが少ない競技でいちばん強い選手が素手での喧嘩でいちばん強いでしょ」という魅力。

 「相撲」とミャンマーの国技である「ラウェイ」も魅力的。ラウェイは寝技の攻防は禁止されているが打撃はなんでもあり、頭突き、意図的でないなら金的もありという恐ろしいルール。相撲は体重無差別かつ頭突きありで、それは今のUFCでは存在しないことだ。


 私の力への意志はスポーツ、弱さからはじまって、他人を傷つけながら、強さに憧れる。裸で何の道具も持たないナマの人間、なんの機械的能力の拡張もない無防備な人間、というのは弱さだ。そういう丸裸の人間から始めて戦わなければならないという感覚が、私の「スポーツ」概念の核なんだとおもう。スポーツではドーピングは許されない。覚せい剤的な興奮剤やスマートドラッグを使って能力を高め戦争をするのは反スポーツという感覚。