kikkiiのブログ

ひきこもり

明け方タクシー怖い

 深夜思い立った。未明が終わって、明け方の中を歩きたいとおもった。天気予報では、0時から3時までは「未明」、3時からは「明け方」と呼ぶらしい。私は、今日の午前3ぐらいから5時頃まで歩いた。心は隠れたものだから、正中で闇が蒸発したら心がなくなる。その世界では白昼夢を見て自分を守るしかない。そういう世界で歩いた。

 散歩の途中でタクシーとすれ違ったとき「運転手が無線で私の所在地を共有しながら繋がっているのではないか」と想像してしまった。タクシーのヘッドライトが白昼夢にも入りこんで監視してくるとても危険な光みたいで怖かった。運転手が私のことなど気にも止めていないというのはわかっている。「謎の組織に監視されている」と思い込む電波になってしまったら終わりだ。


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