1週間ほど前に観ようかなと思っていた映画「それでも僕はやっていない」を観た。痴漢した疑いで拘留されている間に自宅から押収された「痴漢地獄」という題名のDVDとセーラー服を着た女性が写っているエロ本、その2点について、法廷で検察官に尋問されたことは「痴漢地獄であるこの映画を象徴している」と思った。
落ち着いて、落ち着いて。ただの傍聴オタクよ。興味本位で性犯罪ばかりを傍聴しているの。最低な人たちよ。
これは上の写真に写っている美人弁護士のセリフ。この言葉はきっと映画の視聴者にも向けられている。そうではなかったとしても「そうなんだ」と私は思い込みたい。その方がこの映画はくすぐる。あと、焼身自殺して無罪を主張するような映画ではなかったのは、よかった。