お地蔵さんを見つけたから写真を撮った。何故か分からないが、私はその古い石に対して一礼した。
たとえば山林に冷蔵庫が捨てられているとしたらそれは不法投棄のゴミだ。しかしそれがお地蔵さんだったら捨てられたものではないっぽいから不思議だ。お地蔵さんからしたら迷惑な話なのかもしれないが、ひきこもりの私はお地蔵さんに親近感と憧れの感情を抱く。
作業音楽・勉強音楽みたいなのを聴いた。何か出来事があったかといえば「何もなかった」といいたくなるような、微妙に違ういろいろな孤独を通り過ぎていった。毎日ほんの少しでもいいから新しいものを見つけたり学ばなければならないと狂ってしまうから、この音も自分の中でやがて古びなければならない。
なにか画像を載せてブログに彩りを添えようと思い、何ヶ月前かに散歩したときに撮った白い花の群れの写真を一応プライバシーを勘案して加工したらこうなってしまったが、まあいいや。
ハッシュテーブルという言葉を最初に見たとき、難しそうで私は怯えた。でも、ハッシュテーブルがkeyと値の対を詰め込む辞書マップのようなものだと分かったとき、使う分には「なんだそんなことか割と簡単だ」と思った。でも、common lispでハッシュテーブルを使おうとすると、面倒なのでやる気がなくなってくる。
;; hhhという名前のハッシュテーブルをつくる (defparameter hhh (make-hash-table)) ;; hhhに:key1というキーと値111を入れる (setf (gethash :key1 hhh) 111) ;; hhhに入っている:key1の値を取り出す (gethash :key1 hhh) 111 T ;; まとめて入れる (setf (gethash :key2 hhh) 222 (gethash 'key3 hhh) 333 (gethash "key4" hhh) 444) ;; 取り出す (gethash :key2 hhh) 222 T (gethash 'key3 hhh) 333 T ;; あれ... (gethash "key4" hhh) NIL NIL
最後の(gethash "key4" hhh)で値が取り出せないのは、キーに文字列を使ったからだ。 文字列をキーとして使いたい場合は、ハッシュテーブルをつくるとき次のようにしなければなかった。
(defparameter hhh (make-hash-table :test #'equalp)) ;; ハッシュテーブルにキーと値を入れる (setf (gethash "key4" hhh) 444) ;; 値を取り出す (gethash "key4" hhh) 444 T
嫌になってくる。でも、serapeumというパッケージの中で、このごたごたを解決するいいもの(dictとdict*)を見つけた。
(ql:quickload :serapeum) ;; hhhという名前のハッシュテーブルをつくり、まとめてキーと値を入れる (defparameter hhh (serapeum:dict :key1 111 :key2 222 'key3 333 "key4" 444)) (gethash :key1 hhh) 111 T (gethash :key2 hhh) 222 T (gethash 'key3 hhh) 333 T (gethash "key4" hhh) 444 T ;; hhhに追加でキーと値を入れる (serapeum:dict* hhh "key5" 555) (gethash "key5" hhh) 555 T
dictを使えば、キーと値を交互に並べて属性リストっぽく書けばハッシュテーブルがつくれるのでよい。
多分何かを守ってきたから今がある。「私が守ってきたものは何だろう?」とふと思った。
まず私には、地球とか、あるいは国や文化を守っできたという感覚はない。私はそんな大きなものは大きなものは守れていない。私が守ってきたものがあるとしたら、もっと身近なものだ。心の習慣のような私と一体化したもの。
嫌いな人がいるとする。その人を見ると、大きな嫌悪感。でも、そういう人も自由に自分がしたい事をしてもいい。私はそれを破壊してはならない。私は嫌いな人を攻撃したくても攻撃しないようにする。私はそういう事は守ろうとしてきた。
そしてそもそも、嫌な人には近づきたくない。関わるべきではない、逃げろ。シャットダウンする、見ないようにすべきだ。しかし、逃げられない場合もある。たとえ生活がネットだけだったしても、生活していると、別の人の生活と触れたり見えたりする事になって、そこから嫌悪感は侵入してくる。
だから私は壁をつくってきた。生活も周りで固執する嫌悪感と共にありながら、その嫌悪感に負けないようにするための壁。私が守ってきたと言えるものはこういう壁だと思う。これからも私は壁をつくり自分自身を囲むだろう。