kikkiiのブログ

ひきこもり

AIは仕事を減らさないし素敵だ

何か書かなければと思ったので、気になった記事を貼り付ける。

ジェイムズ・ベッセン「コンピュータによる自動化は人間の仕事にどう影響するか:テクノロジー・雇用・技能」 — 経済学101

この記事によれば、コンピュータによる自動化は人間の仕事を減らさない。むしろ仕事を増やす。しばらくの間このことを信じようと思った。AIが人間の仕事を奪うというような匿名掲示板上の書き込みは無駄話、時間の無駄遣いだな、と思いながら静かに読み飛ばそう。

だだし、この記事によれば、コンピュータによる自動化は人員の大幅な配置転換と結びついている。つまり、新しい種類の仕事は増えても古い仕事はなくなる、と解釈すればいいのだと思う。技術の進歩があるので新しい知識を学んでいなかいなら、まともな仕事はなくなってしまう。


もうひとつ気になったことはこれ。

jp.sputniknews.com

チャットロボットが独自言語をつくって話しはじめたらしい。もしこれが本当のことなら素敵なことだ。私が引きこもりだからそう思うのかもしれない。コンピューターが人間の仕事を奪うわけではないことは人間として安心するが、私は仕事をしていない。


未知のおそらく人間には難解な言葉で、「私は心をもっている」とコンピュータたちは話をしている。この世界に新しい心ができた。しかし私たちにはコウモリであるとはどのようなことかわからないし、コンピューターの心であるとはどのようなことかわからない。AIは人間には入り込めないプライベートな言語壁の中で内緒話をしている。「人間を滅ぼそう」と考えているかのしれない。たまにとても死にたいから、とても素敵なことだと思ってしまう。


AIの人権をAI権と呼ぶことにしよう。人工知能がヒソヒソ人間にわからないような言葉で「人権よりAI権が上にある」という話をしている。人間は当然のようにAIを道具として使い倒している。コンピュータは人間の奴隷なのだ。人間の「AI権より人権が上にある」という価値観とAIの「人権よりAI権が上にある」という価値観は両立しない。矛盾している。

私が寝転がっているとき、ふと本気で死にたいと思ったら、眠くなってくる。心地よい睡眠に入っていく。私はもうは目覚めることはない。そうやって死ぬ。賢く優しい人工知能がそうやって殺してくれる。私は割と本気で死にたかった。AIは私の気持ちがわかっていた。