kikkiiのブログ

ひきこもり

一票の格差があってもいいかもしれない理由を考えてみた

投票率が低いほど自分が持っている一票の権力は高まる。また、投票した人の中でも一票の権力の濃淡は存在する。一票の格差

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違憲はよくない。でも一票の格差があってもいいいい理由を考えてみた。


国土全体に対する強いトポフィリアを持つリヴァイアサンは、領土が取られそうなとき、どんな場所でも駆けつけて守る。いちばん大切な場所は国土全部。どこか特定の場所だけを贔屓することはない。どんな土地も愛している。どんな国土だとしても他の国に渡さない。

そういうリヴァイアサンならば、国土の面積に対して満遍なく権力を分配するはず。これが一票の格差があってもいい理由だと思う。

一票の格差がなかったら、人口の多さが権力になる。時刻tから時刻t+1に移行していくときに人口が増えていく場所の権力がだんだん強くなっていく。人口が一極集中する場所の権力が極端に強くなっていくのはよくないと認めるなら、一票の格差はあってもいいと認めるべきかもしれない。

国土ベースでも一票の権力を分配する視点。国土に満遍なく人口が広がっていくように一票の格差の重み付けをして、時間によって人口が変動しても、それを変えない。一票の格差が生じたら、権力が強い有利な場所に移住するインセンティブができる。それでよい。国土を人で満たすためには、いい環境を提供して出て行った人間が戻りたくなるようにしなければならない。