死んだ愛猫の事で思い出した事を書く。
猫がまだ若い頃、家から歩いて200メートルぐらいのところにあるコンビニまで私についてきた事があった。夜中だった。
私が普通に歩いているのに対して、猫は走って止まって周りを警戒してまた走る、という進み方をして私についてきた。
コンビニの中までついてきたらダメだよなあと思った。「ここで待っててね」と言ったら猫は買い物が終わるまでコンビニの前の木の下でちゃんと待っていてくれた。
コンビニから出てきた私を見つけると猫はニャーと鳴いた。こいつ賢いんだなあと感心した。
帰りも行きと同じように走って止まって走るのを繰り返してついてきて、家に一緒に戻ると、猫は床でぐてーっと伸びて寝転がった。すごく疲れていた。猫にしてはすごい運動量だったみたいだ。
確か2、3回そういう事があった。疲れるので3回目ぐらいでそういう事は辞めたのだと思う。